ようこそ FP長島の部屋へ

ファイナンシャルプランナー活動を記録します

老師と少年

こんにちは

ファイナンシャルプランナーの長島です。

 

本日は、閑話休題

一冊の本についてのご紹介をしたいと思います。

この本は、私の価値観に大きく影響した本です。そ

 

これです。

https://www.amazon.co.jp/老師と少年-新潮文庫-南-直哉/dp/4101304815

 

今、324円(税別)ですね。

内容から考えたら全く持って安いですね。

読んでみて、1000円以上の価値がありますね。

下手なビジネス書を読んで、理解したつもりになるよりも、効果は何倍もありますね。

 

本の裏カバーからの引用です。

 

ぼくはいつか死ぬ。たったひとりで。なのに、大人は平気で生きろと言う。理由なき世界に生み落とされた少年は、「ただ死んでいく」のではなく、自ら「生きていく」ことを選びたいと願った。そして、月に照らされた森を抜け、老師の庵へとたどりついたーーーーーーーーーーーー

九夜に渡る問答を通して語られる、命の苦しみ、尊さ。気鋭の禅僧の洗練された文章とその行間が、魂へ深く深く突き刺さる現代人必読の物語。

 

ひきこもりの人間が読みそうな本。。。。

なかなかとっつきにくい内容だな。。。

こいつは鬱なのか???

 

 

 

 

いいえ。

書いてある通り。現代人の必読物語。

 

その通りだと思います。

 

少年が悶々と考えていることを、老師に答えを求めて、何度も足繁く通う。

その中で、少年が気づきを得ようとしても、理解し難く、足掻く物語りです。

 

言語化しにくい、難しい感情や、堂々巡りしてしまう思考の原因が

「私」にあるんですよね。

その「私」とは一体何か?

 

欲望なのか、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

神なのか、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

虚無なのか、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

信仰心なのか、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

それとも別な何かが存在するのか。。

 

 

人生100年時代と叫ばれる昨今。

寿命とお金だけで推し量ることができるほど、人は単純ではないことを考えさせられます。

 

ファイナンシャルプランナーとして、金融商品の提案、ライフプランニングの提案を

する際にも、「人」についての理解をせずに、収入と支出の関係。

そこに対するアドバイスだけでは、不十分であると私は日々考えております。

 

お金の問題さえ解決できれば全てがうまくいく。

残念ながらそうではありません。

その先のご提案も交えて、ファイナンシャルプランニングをご希望の方。

 

 

どうぞ。下記までご連絡ください。

 

 

fp.nagashima@gmail.com